2018年8月寄稿分

2018年 10月 8日

炎暑を彩る、八月の花

八月の上旬は、各地で猛暑の日が多くなります。

都会や平地ではギラギラと照り付ける太陽に、いささかウンザリ。涼しさを求めて、海や高原に行きたくなります。人には辛い季節ですが、植物たちは元気です。

とくに北海道や日本アルプスの高原では、世代を残すために花たちは、精一杯に葉を広げ、花びらを開いて昆虫たちを呼んでいます。霧ヶ峰高原では薄紫色のマツムシソウ、乗鞍の畳平では薄黄色のコバイケイソウ、八幡平の高原では早くも黄色いアキノキリンソウが、涼風にそよいで・・・。

また山口の瑠璃光寺の五重塔の傍では、ピンク色のサルスベリが祈りと共に、ひと時ですが夏の暑さを忘れさせてくれます。そして北海道の襟裳岬では、行く夏を惜しむかのようにツリガネニンジンや他の野草たちが、海風に揺れています。八月下旬になると、朝夕は残暑のなかにも、時おり初秋の気配が漂いはじめます。

もう少しで過ごしやすくなります。

癒し憩い画像データベース/炎暑を彩る、八月の花

マツムシソウ
諏訪市四賀霧ケ峰・霧ヶ峰富士見台 https://iyashi.midb.jp/detail/159009
アキノキリンソウ
八幡平市・八幡平 https://iyashi.midb.jp/detail/206174
サルスベリと五重塔
山口市「瑠璃光寺」 https://iyashi.midb.jp/detail/338382
ツリガネニンジン
幌泉郡えりも町・襟裳岬 https://iyashi.midb.jp/detail/248687
コバイケイソウ
高山市丹生川町・乗鞍岳畳平 https://iyashi.midb.jp/detail/93931

一行四窓

さまざまな心情、情景、移り変わりを表した「一行」の言葉と、その言葉からイメージする写真を「四つの窓」からの眺めに見立てて「一行四窓(いちぎょう しそう)」と名付けました。

  • 二人の強い絆を告げる夫婦杉と夫婦岩、年月を越えて、いいなぁ
  • 出会うと何か、ほっこりしますよ、温かい色の野の花たち
  • 庭の姫リンゴ、小さくても姿は林檎そのもの、四季の便りを運びます
  • 故郷で実りの季節を告げる、畑の果物たち、来年もよろしくね
  • 水は生きている 霧に、雨に、雪に、海へ 姿を変えながら再び巡る

癒し憩い画像データベース/一行四窓

二人の強い絆を告げる夫婦杉と夫婦岩、年月を越えて、いいなぁ
出会うと何か、ほっこりしますよ、温かい色の野の花たち
庭の姫リンゴ、小さくても姿は林檎そのもの、四季の便りを運びます
故郷で実りの季節を告げる、畑の果物たち、来年もよろしくね
水は生きている 霧に、雨に、雪に、海へ 姿を変えながら再び巡る