2019年1月寄稿分

2019年 3月 19日

装い新たに一月の花

2019年も1月となり、新しい年を迎えました。

今年の5月1日からは、新たな年号が始まりますので、心が躍って待っています。ただ今年も、自然や人々とは関係がないかの様に、時は流れています。そして冬の日本各地で、草木たちが雪や寒風に負けずに、花や実をつけています。

金沢の尾山神社では、真っ白な雪を背負って、真っ赤なツバキが咲き、雪を払いのけています。福岡の南公園では、常緑樹であるヒゼンマユミが、黄色の実を四つに開いて種子をのぞかせ、また桃色のハルサザンカも元気です。一方、山形の致道博物館の傍では、イイギリの赤い実たちが、積雪の重さに折れずに垂れ揺れています。

そして冬の花を代表するスイセンが、博多湾に浮かぶ能古島で咲き乱れています。

癒し憩い画像データベース/装い新たに一月の花

ハルサザンカ
福岡市中央区・南公園 https://iyashi.midb.jp/detail/323325
ヒゼンマユミ
福岡市中央区・福岡市植物園 https://iyashi.midb.jp/detail/85668
積雪の椿
金沢市・尾山神社 https://iyashi.midb.jp/detail/167015
雪とイイギリの実
鶴岡市「致道博物館」 https://iyashi.midb.jp/detail/190220
仲良しのスイセン
福岡市西区能古島「のこのしまアイランドパーク」 https://iyashi.midb.jp/detail/260377

一行四窓

さまざまな心情、情景、移り変わりを表した「一行」の言葉と、その言葉からイメージする写真を「四つの窓」からの眺めに見立てて「一行四窓(いちぎょう しそう)」と名付けました。

  • 稲穂の波 人の波 雲の波 川の波 うねり伝わる
  • 人々が行き交い 時を刻む 路をつないで
  • 姫の名を冠する花たち 小さく控えめだが凛として
  • 氷結した水面や滝 凍った葉 つららに陽を受けて
  • 夫婦の名前を持った木、岩、滝 共に歳を重ねて

癒し憩い画像データベース/一行四窓

稲穂の波 人の波 雲の波 川の波 うねり伝わる
人々が行き交い 時を刻む 路をつないで
姫の名を冠する花たち 小さく控えめだが凛として
氷結した水面や滝 凍った葉 つららに陽を受けて
夫婦の名前を持った木、岩、滝 共に歳を重ねて