2019年5月寄稿分

2019年 5月 1日

風薫り緑映える 五月の花

日本列島の至る所で、暖かい春が訪れました。多くの種類の草木が、春風に揺れながら多彩な色の花や実を付け・・・、人々が足を止めて見てくれるのを待っています。大分の九重では白いスズラン、神奈川の箱根では薄紫のミヤマオダマキ、福島の磐梯山の麓ではオレンジ色のレンゲツツジが、花弁を開いています。また横浜の寺家ふるさと村では、ウグイスカグラが朱色の小さな実を付けました。

ところで北海道では五月に幾種類もの花が、いっせいに咲くと言われます。まさにその通りで、函館の庭園では緑の草地を背景に、サクラやツツジなどが咲き乱れ、春を謳歌していました。五月は最も、多彩な花が目立つ月と言えます。

癒し憩い画像データベース/風薫り緑映える 五月の花

レンゲツツジ
福島県耶麻郡猪苗代町・昭和女子大学「会津キャンプ村」 https://iyashi.midb.jp/detail/200818
スズラン
大分県九重町・くじゅう野の花の郷 https://iyashi.midb.jp/detail/89963
ウグイスカグラ
神奈川県横浜市青葉区寺家町・寺家ふるさと村 https://iyashi.midb.jp/detail/90395
ミヤマオダマキ
神奈川県足柄下郡箱根町・箱根湿生花園 https://iyashi.midb.jp/detail/89223
函館の春花の饗宴

一行四窓

さまざまな心情、情景、移り変わりを表した「一行」の言葉と、その言葉からイメージする写真を「四つの窓」からの眺めに見立てて「一行四窓(いちぎょう しそう)」と名付けました。

  • 互いに助け合ったね、岬の灯台と沖行く船のように、明日もね
  • 四季の風情を友とし、幾星霜を経て来た五重塔、心に語りかけます
  • 心を揺らしながら、橋を渡った島への旅、今も私の道しるべです
  • 悠久の歴史を語る天守閣、心に文化を育んできた確かさがあります
  • 緑が広がる高原の牧場、牛馬や人々の肌に、涼風が撫でて行きます

癒し憩い画像データベース/一行四窓

互いに助け合ったね、岬の灯台と沖行く船のように、明日もね
四季の風情を友とし、幾星霜を経て来た五重塔、心に語りかけます
心を揺らしながら、橋を渡った島への旅、今も私の道しるべです
悠久の歴史を語る天守閣、心に文化を育んできた確かさがあります
緑が広がる高原の牧場、牛馬や人々の肌に、涼風が撫でて行きます