2019年6月寄稿分

2019年 6月 1日

梅雨空見上げる 六月の花

梅雨の季節になり、人にとっては、うっとうしい日々が多くなります。しかし稲をはじめ多くの農作物には、貴重な降雨の時期です。 一方、北海道では、ほとんど梅雨がない六月は晴れた日が続き、とくに草原や高原には、花の群落が初夏の風にそよぎます。

日本海側の草原に黄色のエゾカンゾウの群落が、道東の硫黄山々麓の高原では白いエゾイソツツジが群生していました。本州や四国・九州にも梅雨の晴れ間にあり・・・、長野にある高峰高原ではピンク色のイワカガミが、栃木の日光では赤紫色のクリンソウが群生していました。 そして福岡の市街地では、特徴ある姿のトケイソウが雨滴を付けて、輝いて咲いていました。

癒し憩い画像データベース/梅雨空見上げる 六月の花

初夏の硫黄山近くに咲くエゾイソツツジ
北海道川上郡弟子屈町川湯温泉「硫黄山・つつじヶ原」と」周辺 https://iyashi.midb.jp/detail/272818
群生したイワカガミ(長野・高峰高原)
長野県小諸市・高峰高原 https://iyashi.midb.jp/detail/108500
北海道「エゾカンゾウの群落」
北海道留萌・日本海オロロンライン(国道232号) https://iyashi.midb.jp/detail/176579
トケイソウ
福岡県福岡市早良区高取 https://iyashi.midb.jp/detail/91308
クリンソウ
栃木県日光国立公園 https://iyashi.midb.jp/detail/107590

一行四窓

さまざまな心情、情景、移り変わりを表した「一行」の言葉と、その言葉からイメージする写真を「四つの窓」からの眺めに見立てて「一行四窓(いちぎょう しそう)」と名付けました。

  • 青い空と海や峡谷、彩りの植物たちの上を流れる“うきぐも”
  • 海辺の灯台や棚田、山や高原を包む“ゆうばえ”、心が安らぐ
  • 祭り、港や湯街の風情を誘う“ともしび”、旅情が深まります
  • 季節の香りを乗せて来る“そよかぜ”、揺れる高原の植物たち
  • 小さな動物たち、積雪の石仏や氷の池面を暖める“ひだまり”

癒し憩い画像データベース/一行四窓

青い空と海や峡谷、彩りの植物たちの上を流れる“うきぐも”
海辺の灯台や棚田、山や高原を包む“ゆうばえ”、心が安らぐ
祭り、港や湯街の風情を誘う“ともしび”、旅情が深まります
季節の香りを乗せて来る“そよかぜ”、揺れる高原の植物たち
小さな動物たち、積雪の石仏や氷の池面を暖める“ひだまり”