2020年2月
2024年 5月 18日
春浅しき二月の花
令和2年は暖冬とは言え、季節的には最も寒い二月を迎えました。しかし九州の福岡では植物たちが冬になっても、季節に合わせて、それぞれ蕾を膨らませつつ開花しています。福岡の市街地にある庭先では、ジンチョウゲが赤紫色の蕾を膨らませながら、一部では淡いピンク色の花弁を覗かせていました。飛梅伝説で有名な太宰府天満宮では、拝殿前に植わっている梅の木が、一斉に白い花を咲かせていました。
一方、九州がんセンターの花壇でも、アネモネが真紅の花びらを広げながら微風に揺れ、薄紫色のヒマラヤユキノシタが、冬の陽だまりを受けていました。一方、筥崎宮では黄色いフクジュソウが、隣り合って仲良く開いていました。これらの花たちは、九州では春が近いと告げています。
そして次第に四国や西日本、東日本、東北や北海道にも、"早春が訪れるよ"と語っているようです。
アネモネ
福岡市九州がんセンター
https://iyashi.midb.jp/detail/148910 |
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ジンチョウゲの蕾と開花 | |
ヒマラヤユキノシタ
福岡市南区・九州がんセンター
https://iyashi.midb.jp/detail/286037 |
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太宰府天満宮の本殿前の白梅(飛梅)
太宰府市宰府・太宰府天満宮
https://iyashi.midb.jp/detail/148605 |
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福寿草
福岡市東区箱崎・筥崎宮花庭園
https://iyashi.midb.jp/detail/85412 |
一行四窓
さまざまな心情、情景、移り変わりを表した「一行」の言葉と、その言葉からイメージする写真を「四つの窓」からの眺めに見立てて「一行四窓(いちぎょう しそう)」と名付けました。
- 掘割り、渓谷や川を行き来する小舟 人情も行き来する
- 渓谷や海岸に架かる吊橋 それぞれの役目を果たしています
- 農業を守り、和の精神を示す各地の分水 今日も流れる
- 文武と情熱の香りを漂う 城下町の町並み 風格がある
- 脇に蕾や実を連れて、2つ並んで咲く花たち 絆が強い
掘割り、渓谷や川を行き来する小舟 人情も行き来する | |
渓谷や海岸に架かる吊橋 それぞれの役目を果たしています | |
農業を守り、和の精神を示す各地の分水 今日も流れる | |
文武と情熱の香りを漂う 城下町の町並み 風格がある | |
脇に蕾や実を連れて、2つ並んで咲く花たち 絆が強い |