2020年4月
2024年 5月 20日
巡る季節 四月の花
最近は新型コロナ感染症の件で、世界中は外出も控えているような状況になっています。日本もなにか重苦しい雰囲気ですが、植物たちには春の花が盛りの候となって来ました。これまでに撮影されてきた春の花たちを、静止画と動画で見てみましょう。
まず和歌山の紀の川にある「医聖・華岡青洲の里」では、黄色いナノハナ畑が揺れ、近くでは早くも鯉のぼりが春風に泳いでいました。大分のタデ原湿原では、野焼き後の大地から紫色のスミレが生き生きと姿を現しました。一方、長野にある上田城址では、サクラやミツバツツジが本格的な春の訪れを告げています。また滋賀の彦根城でも、青空の下で満開のサクラが天守閣に映え、多くの人々が歓声を上げていました。そして福岡市の植物園でも、多彩な色のリビングストンデージーが、絨毯の様に咲き広がり、見る人々の表情を明るくしていました。
これらの花のように、季節はめぐり来て、各地で多彩な草木に花弁をつけてきました。来年も咲いてくれます。
スミレ
大分県玖珠郡長者原「タデ原湿原」と周辺
https://iyashi.midb.jp/detail/367055 |
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ナノハナ
紀の川市・華岡青洲の里「春林軒」と周辺
https://iyashi.midb.jp/detail/365411 |
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ミツバツツジと桜
長野県上田市「上田城址」
https://iyashi.midb.jp/detail/198890 |
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リビングストンデージー
福岡県福岡市中央区・福岡市植物園
https://iyashi.midb.jp/detail/152199 |
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満開のサクと天守閣
滋賀県彦根市金亀町・彦根城
https://iyashi.midb.jp/detail/240200 |
一行四窓
さまざまな心情、情景、移り変わりを表した「一行」の言葉と、その言葉からイメージする写真を「四つの窓」からの眺めに見立てて「一行四窓(いちぎょう しそう)」と名付けました。
- 胸を焦がして 探し歩いた古い蔵の街 何故か目頭が潤む
- 郷愁を呼ぶ茅葺きの屋根 出会うと何か ホッとします
- 古い囲炉裏、屋台の練炭、かまど等の火と煙 残したい
- 朝と夕の海原 延びる光の帯 出航や帰港の船 穏やかだ
- 風に揺れ風と走る 田畑の穂波 昔から続く原風景…
胸を焦がして 探し歩いた古い蔵の街 何故か目頭が潤む | |
郷愁を呼ぶ茅葺きの屋根 出会うと何か ホッとします | |
古い囲炉裏、屋台の練炭、かまど等の火と煙 残したい | |
朝と夕の海原 延びる光の帯 出航や帰港の船 穏やかだ | |
風に揺れ風と走る 田畑の穂波 昔から続く原風景… |