2018年12月
2019年 3月 19日
彩り競う、十二月の花
初冬の12月となりました。いよいよ平成になってから、終わりの師走を迎えました。東西南北に弓状に延びる日本列島。雪の北海道から、まだ暖かい沖縄にかけて、各地の初冬の景色にも様々です。植物たちも色々な花を咲かせ、実をつけ・・・、落葉樹は黄葉や紅葉をまといます。
神奈川の寺家ふるさと村では紅色のサザンカが、鹿児島の与論島では紫色のブーゲンビリアが、多くの花弁で人々を惹きつけます。また福岡の市民の森では赤紫のツルリンドウの実が輝き、佐賀の七ツ釜では橙色のサルトリイバラの実たちが浜風に揺れていました。そして山口の常栄にある雪舟庭のそばで、カエデが枝いっぱいに、秋の風情を引き連れながら、黄色の葉を繁らせて垂れていました。これら日本各地の植物たちも、平成最後の師走を、華やかな色合いで飾っているようです。
サザンカ
横浜市青葉区・寺家ふるさと村
https://iyashi.midb.jp/detail/165103 |
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サルトリイバラの実
唐津市・呼子七ツ釜
https://iyashi.midb.jp/detail/84829 |
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ツルリンドウの赤い実
八幡平市・八幡平
https://iyashi.midb.jp/detail/176311 |
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ブーゲンビレア
大島郡与論町・与論城跡
https://iyashi.midb.jp/detail/24957 |
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紅葉の楓と雪舟庭
山口市「常栄寺」雪舟庭
https://iyashi.midb.jp/detail/187954 |
一行四窓
さまざまな心情、情景、移り変わりを表した「一行」の言葉と、その言葉からイメージする写真を「四つの窓」からの眺めに見立てて「一行四窓(いちぎょう しそう)」と名付けました。
- 海岸の荒波、大波、小波、細波・・・、人生に重なり
- 寄り添う3本の柏、四季をこえて親子の情愛が伝わってくる
- 青春の純情が、熱情が、生きているよ、故郷の城下町に
- 道や壁に映り揺れる草木の影、木洩れ日の葉陰、風情が深まる
- 風土を護る原生林、風雪や四季の変化に合わせて、逞しくて美しい
海岸の荒波、大波、小波、細波・・・、人生に重なり | |
寄り添う3本の柏、四季をこえて親子の情愛が伝わってくる | |
青春の純情が、熱情が、生きているよ、故郷の城下町に | |
道や壁に映り揺れる草木の影、木洩れ日の葉陰、風情が深まる | |
風土を護る原生林、風雪や四季の変化に合わせて、逞しくて美しい |